概要
青森県立北斗高等学校
校長あいさつ

 青森県立北斗高等学校Webページにアクセスいただきありがとうございます。

 本校は昭和7年に青森市立青森青年学校として開校し、一昨年創立90周年の節目の年を迎えることができました。伝統校として、新しい時代に求められる定時制の姿について様々なチャレンジをしていく学校であるよう邁進してまいります。

 本校では、校訓「自主・協和・研学」のもと、「社会人としてしっかりと生きていく力を育む」ことを教育目標として掲げています。その「力」とは、健康な体を持ち、基礎学力と教養を身に付けていること、他者との円滑な人間関係を築くことができるコミュニケーション力、そして、自らの特性や適性を知り、自己肯定感・自己有用感を持つことです。この教育目標を実現するため、令和6年度学校経営方針を下記のとおり定め、単位制の定時制・通信制の特色を生かし、教職員が一丸となってきめ細かな教育活動を展開しております。

 定時制の課程においては、特に、「特別な支援を要する生徒に対する指導・支援の充実」に向け、全体の指導・支援(「わかる授業」づくり)、個別の指導・支援(教育相談体制の充実)、ニーズに応じた指導・支援(通級による指導)の3点を構造的に体系化し(「北斗スタンダード」)、それぞれの取組を実施しています。このうち、「わかる授業」づくりについては、ユニバーサルデザインの視点に立ち、本校独自に作成した「実践事例集」を全教員で共有した上で授業を行い、常にブラッシュアップしています。また、全校体制で臨む「教育相談体制の充実」については、より効果的な指導を目指し、引き続き重点的に実施してまいります。さらに「通級による指導」については、特別支援教育コーディネーターのみならず本校教員全員が担当できるよう、特別支援教育や発達障害に係る校内研修を活発に行っています。加えて今年度は、あらゆる教育活動をとおして生徒自身が一歩踏み出す、行動する、気づくといった主体的な活動に力を入れ、自信をもって社会へ進んでいけるよう取り組んでいくこととしております。

 生徒は、学習活動や部活動、学校行事、アルバイト等に積極的に取り組み、充実した高校生活を送っています。部活動では、卓球部、ソフトテニス部、バドミントン部、陸上競技部、放送部などが全国大会の常連として、その活躍が期待されているところです。

 学び続ける教職員集団として、新しい時代の教育に積極果敢に挑戦してまいります。引き続き本校の教育活動に対し、保護者、同窓生、地域の皆さまのご理解とご協力をお願い申し上げます。


                            青森県立北斗高等学校 校長 坂上 佳苗

沿 革

 昭和7年、青森市立青森青年学校として創立以来90年の歴史を刻み、4,900余名の卒業生が青森市はもとより県内外において活躍しています。平成4年より県内初の単位制による定時制高等学校となり、平成6年4月からは昼間部も設置されました。更に平成18年度には午前部を開設し、三部制となりました。
「自主・協和・研学」の校訓のもと、基礎・基本を重視した学習と、基本的な生活習慣を尊重した心身共に健康で実践力のある人間の育成を目指しています。

北斗高校の詳しい沿革についてはこちらをご覧ください。[PDF]

校章・校旗・校訓
校 歌
教育目標

社会人としてしっかりと生きていく力を育む

  1.自らの特性や適性を知り、自己肯定感・自己有用感を持つ。
  2.他者との円滑な人間関係を築くことができる。
  3.健康な体を持ち、基礎学力と教養を身に付けている。

学校経営方針

令和5年度

     <学び続ける教員集団として、共に成長する組織>
  ~ 定時制、通信制、事務部の効果的な連携による教育活動の充実 ~

  1.単位制・定時制の特色を生かした、きめ細かな教育活動の展開
  2.個々の生徒の可能性を引き出し、伸ばすキャリア教育
  3.特別な支援を要する生徒に対する指導・支援の充実
  4.地域とともにある学校づくり