校長あいさつ
青森県立北斗高等学校のホームページにアクセスして頂きありがとうございます。
本校は、昭和7年に青森市立青森青年学校として開校し、昭和31年に青森市立北斗高等学校と改称、昭和57年に県立に移管し、令和7年度は創立93年目を迎える伝統校です。通信制の課程については、平成11年に単位制による通信制の課程が設置され、令和7年度で26年目を迎えます。これまでに2,400名を超える卒業生を輩出し、多くの同窓生が県内外で活躍しています。今後も、伝統校として、そして新しい時代に求められる単位制による定時制・通信制の高等学校として、様々なチャレンジをしてまいります。
本校では、校訓「自主・協和・研学」のもと、「社会人としてしっかりと生きていく力を育む」ことを教育目標として掲げています。その「力」とは、自らの特性や適性を知り、自己肯定感・自己有用感を持つこと、他者との円滑な人間関係を築くことができるコミュニケーション力を高めること、そして、社会で生き抜くための健康な体と基礎学力を身に付けていくことです。
この教育目標を実現するため、令和7年度学校経営方針を下記のとおり定め、単位制による定時制・通信制の特色を生かし、教職員が一丸となって一人一人に応じたきめ細かな教育活動を展開しております。
通信制の課程においては、「ICTを活用したスクーリング実践事例集」を活用するなど、「わかる・できた」を実感できる指導・支援に取り組んでおります。また、スクーリングや面接指導は対面スタイルを原則としながらも、集団の中で学ぶことが難しい生徒への支援についてもあらゆる可能性を検討し、すべての生徒が安心して教育活動に参加し、単位を修得できることを目指しております。さらにレポートについては、各教科で求められる力がしっかりと身につくよう、生徒からのフィードバックをもとに内容の精選・工夫に努めております。
生徒は、自分のペースでの学習習慣を身につけ、スクーリングでは授業を中心とした学習活動や部活動、学校行事等に積極的に取り組み、充実した高校生活を送っています。部活動では、卓球部、ソフトテニス部、バドミントン部、陸上競技部、放送部等が全国大会の常連となり、今年度も活躍が期待されています。
今後も、生徒一人一人の個性や能力を伸長していくために、多様な学習ニーズに対応し、ユニバーサルデザインの視点を持った学習を推進してまいります。教職員一同、力を合わせて取り組んでまいりますので、今後とも本校の教育活動に対し、皆様のご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。
令和7年4月
青森県立北斗高等学校 校長 中山康夫
教育目標

沿革
「自主・協和・研学」の校訓のもと、基礎・基本を重視した学習と、基本的な生活習慣を尊重した心身共に健康で実践力のある人間の育成を目指しています。
校章・校旗・校訓



通信制の概要
【修業年数3年以上】
・教育課程にしたがって、卒業に必要な単位(必履修科目を含む74単位以上)を修得し、特別活動30時間以上を
履修することで卒業できる。なお、出校日数は60日以上である。
【単位制】
・学年制をとらないため、留年(原級留置)がなく、一度修得した教科・科目の単位は無効になることはない。
【教科・科目】
・多くの教科・科目を選択できるようにしている。
【本校以外で修得した単位】
・他校で修得した単位や高等学校卒業程度認定試験及び技能審査合格は、卒業に必要な単位として認定される。
【一部科目の受講】(個人併修)
・定時制に在籍していて、本校通信制の一部科目を履修する場合、申し込みにより一年間で最高3科目12単位まで
履修できる。
【聴講科目の開設】(科目履修生)
・開設科目で受講人数に余裕があれば、一般社会人の聴講を受け入れる。