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本校は、昭和7年に青森市立青森青年学校として開校し、昭和31年に青森市立北斗高等学校と改称、昭和57年に県立に移管し、令和7年度で創立93年目を迎える伝統校です。旧制中学からの累計で、これまでに5,500名を超える卒業生を輩出し、多くの同窓生が県内外で活躍しています。今後も、伝統校として、そして新しい時代に求められる単位制による定時制・通信制の高等学校として、様々なチャレンジをしてまいります。
本校では、校訓「自主・協和・研学」のもと、「社会人としてしっかりと生きていく力を育む」ことを教育目標として掲げています。その「力」とは、自らの特性や適性を知り、自己肯定感・自己有用感を持つこと、他者との円滑な人間関係を築くことができるコミュニケーション力を高めること、そして、社会で生き抜くための健康な体と基礎学力を身に付けていくことです。
この教育目標を実現するため、令和7年度学校経営方針を下記のとおり定め、単位制による定時制・通信制の特色を生かし、教職員が一丸となって一人一人に応じたきめ細かな教育活動を展開しております。
定時制の課程においては、特に、「特別な支援を要する生徒に対する指導・支援の充実」に向け、指導・支援を構造的に体系化した「北斗スタンダード」を設定し、それぞれの取組を実施しています。このうち、「わかる授業」づくりについては、ユニバーサルデザインの視点に立ち、本校独自に作成した「実践事例集」を全教員で共有した上で授業を行い、また校内外の研修を通して常にブラッシュアップしています。また、「教育相談体制の充実」に全校体制で臨むほか、希望生徒に対する「通級による指導」については、特別支援教育コーディネーターのみならず本校教員全員が担当できるよう、特別支援教育や発達障害に係る校内研修を活発に行っています。このように学び続ける教職員集団のもと、生徒たちは自分らしく、学習活動や部活動、学校行事、アルバイト等に積極的に取り組み、充実した高校生活を送っています。部活動では、卓球部、ソフトテニス部、バドミントン部、陸上競技部、放送部などが全国大会の常連として、その活躍が期待されているところです。
今後も、生徒一人一人の個性や能力を伸長していくために、多様な学習ニーズに対応し、ユニバーサルデザインの視点を持った学習を推進してまいります。教職員一同、力を合わせて取り組んでまいりますので、今後とも本校の教育活動に対し、皆様のご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。
令和7年4月
青森県立北斗高等学校 校長 中山 康夫
昭和7年、青森市立青森青年学校として創立以来90年の歴史を刻み、4,900余名の卒業生が青森市はもとより県内外において活躍しています。平成4年より県内初の単位制による定時制高等学校となり、平成6年4月からは昼間部も設置されました。更に平成18年度には午前部を開設し、三部制となりました。
「自主・協和・研学」の校訓のもと、基礎・基本を重視した学習と、基本的な生活習慣を尊重した心身共に健康で実践力のある人間の育成を目指しています。
▶ 北斗高校の詳しい沿革についてはこちらをご覧ください。[PDF]
社会人としてしっかりと生きていく力を育む
1.自らの特性や適性を知り、自己肯定感・自己有用感を持つ。令和5年度
<学び続ける教員集団として、共に成長する組織>
~ 定時制、通信制、事務部の効果的な連携による教育活動の充実 ~